イメージング関連製品：装置機能拡張システム

連続傾斜画像自動撮影

RECORDER

Recorder は透過型電子顕微鏡を制御して、トモグラフィに必要な連続傾斜像を全自動で撮影します。TEM像、STEM像、EDS像に対応しており、自動フォーカス、自動位置合わせにおける精度の高さのみならず、多くの実績に鍛えられた多機能と高いロバスト性を兼ね備えています。

超広範囲撮影

SHOTMEISTER/ STEMMEISTER

Shot Meister/STEM Meister は、“熟練者の技をだれにでも‥”という願いを込められたアプリケーションです。超広範囲自動撮影、ドリフトフリーの高倍率撮影、クライオ撮影時のドーズ量コントロール、フリーレンズコントロールモードの管理といった、通常の撮影から、専門的なファンクションまで、透過型電子顕微鏡のデジタル撮影を機能拡張します。

歪み解析

NBD STADIUM

透過型電子顕微鏡のナノビームによる回折スポットから歪み解析を行う画期的なアプリケーショがNBD Stadiumです。関心領域を指定するだけで回折像を自動収録、それを解析して歪みや結晶の状態･構造を明らかにします。

高精度自動撮影

AUTO PILOT

透過型電子顕微鏡でEDSやトモグラフィといった収録に時間を要する測定を効率良く行う為に、関心のある視野をあらかじめピックアップしておき、まとめて各視野での撮影を自動で行うという機能が長いこと望まれていました。しかし、試料ステージの位置を記録しておいてもその位置再現性には機械的な精度の限界がある、ある程度高倍率において実践的に使えるものではありませんでした。

Auto Pilotは、TEMの総合的な制御と画像処理技術でこの命題を解決しました。
予め試料の位置や観察条件（露光時間、画像サイズ等やEDS測定条件等）を指定しておけば、機械精度を大きく上回る精度で指定位置を再現し自動測定を行います。

装置状態監視・記録

ATTEM

ATTEM（呼称：アッテム）は、透過型電子顕微鏡の状態を定常的に記録する状態監視ソフトウエアです。記録対象は、高圧系、真空系、光学系、試料ステージ等、装置本体の各部に加え、室温、冷却水温といった外部環境も含まれますので、この記録を観察･分析することで、装置の詳細な使用状況、消耗部品の交換時期、調整の必要性を正確に把握･管理できるようになり、装置の性能維持を容易にします。

SEM拡張撮影機能

SEM SUPPORTER

SEM Supporterは、SEM画像の撮影パターンをテンプレートとして多数用意しており、目的に応じて自動で広域視野撮影を可能にします。ルーティンワークの効率化はもちろんの事、測長、粒子解析といった計測機能との連携、光学顕微鏡画像とのオーバーレイ観察、アレイトモグラフィ試料の自動撮影機能など、SEMの機能を大きく拡張します。

SEM画像と光学顕微鏡画像を重ね合わせた相関観察が簡単に実行できます。